ガラスエッチング
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制作例
ワイングラスに文字を入れよう！
グラスにリタックシートを当て、ヘラでこすって画像を転写します。

※リタックシート（転写シート）の作り方は、前記「テーブルナイフ編」を参照してください。
湾曲している素材は、ハンドプリンタで熱転写すると簡単です。（リタックシートが熱で柔らかくなり、素材の曲面に合わせてフィットするため）


※ハンドプリンターは販売修了しました。代わりのものとしては、スタンピカをご利用ください。
マスキングができました。

※周囲をマスキングテープで覆っても良い。
抜けている文字の部分に、ガラスエッチングジェルを少し盛り上がる程度に塗ります。

※塗る前にグラスを、中性洗剤ででよく洗っておきます。
洗い方は、画像が傷まないように、筆でそっと洗い、流水でゆすぎます。
１０分ぐらいたったら、水で液を洗い流します。

※ペーパータオルなどで、洗いながらエッチング液をこすり落とします。
水を乾かしてから、ピクアイレーサーをティッシュにつけて拭き、マスキングを除去します。

※仕上げは水またはピクアリムーバーで拭くときれいになります。
エッチングの出来上がりです。
鏡にエッチングすると、影付き文字になり、いい感じです。


●素材が変わっても、エッチングのプロセスはだいたい同じです。
　　①マスキングをする
　　②エッチング液を塗る
　　③マスキングをとる

マスキング（レジストシート）とマスキングをとる（ピクアイレーサー）のは、共通の材料ですから、あとは、素材によってエッチング液を変えれば良いだけです。

●エッチングと同じ要領で、染色もできます。エッチングは素材を腐食させるのですが、染色は染料などで着色させるのです。写真は水性インクでできます。銅や真鍮は「いぶし」といって、硫黄を利用したりします。装置さえあれば、メッキも同じ要領で可能です。

では、写真を例にとって、染色をしてみましょう。写真編へＧＯ⇒

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